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「Takt 真空管式 レコードプレイヤー 修復日記」その一

以前、ジャンク品として入手したレコードプレイヤー

倉庫から引っ張り出してきました

Takt 真空管式 レコードプレイヤー

DSCF3739.jpg

赤いケースに木目調のパネルのお洒落なレコードプレイヤーです。

DSCF3740.jpg

全体的にきれいなのですが、左側のスピーカーカバーに溶けたような痕があります。

DSCF3722.jpg

電源ケーブルがスピーカーカバーに接触した状態で長期間保管されていたので、溶けてしまったようです。

本体を持ち上げた時、サイドカバーが外れてしまいました。

DSCF3720.jpg

接着剤が完全に乾いてしまっていたよう・・・

まずは、動作の確認です。

通電良好、真空管式なので管が暖まるまでしばらく待ちます。

DSCF3741.jpg

ボリュームを少し上げて、針先に軽く触れると左右スピーカーから音が出ますので出力は問題無いようです。

次に、ターンテーブルの回転ダイヤルをONにすると、一応回るのですが、何だか止まりそうで不安定・・・。

DSCF3723.jpg

ターンテーブルを持ち上げて取り外します

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ゴムローラーを介してターンテーブルを回転させる仕組み。

DSCF3725.jpg

ゴムローラーが硬化したため、ターンテーブルを回すグリップ力が無くなった為と思われます

修理方法は簡単、ゴムローラーのグリップ力を高めれば良い訳です

ゴムローラーの接触面をサンドペーパーで軽く削ります

DSCF3728.jpg

一部を削りすぎると、回転が不安定になりますので、全周一定に仕上げ・・・。

ターンテーブルの裏を見ると、ゴムローラーが接触する部分が擦れて黒くなっています。

DSCF3729.jpg

ここも、サンドペーパーで削ってみます。

ゴムローラーの軸の古いグリスを取り除き、新たにグリスアップ。

DSCF3732.jpg

ゴムローラーを元に戻します。

DSCF3733.jpg

回転ダイヤルON!

安定して回っています。

DSCF3730.jpg

手で軽く触れても止まる事がありませんので、問題無いようです。

全体をクリーニングし、外れたサイドパネルを接着。

DSCF3734.jpg

DSCF3737.jpg

実際にレコードをかけてみます。

DSCF3736.jpg

このレコード、たまたま倉庫で見つけた「バンザイ/チャイニーズ・カンフー」って曲・・・。

聞いてみると、何とプロレスラー「ジャンボ鶴田」さんの入場テーマ曲ではないですか!!

DSCF3735.jpg

非常に懐かしい・・・、この頃のプロレスって最高でしたね。

今回、そんなに難しい修理も無く、プチ修復でした。

倉庫に、「スカイハイ」のレコードが無いか探してきます。


終わり
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