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「ダイヤル式電話機「601-A2W」 修復日記」その一

先日、レトロな「ダイヤル式電話機」を知人から預かりました。

「使用できるか見てほしい」との事ですが、当方もこのような電話機については全く知識がございませんが、いろいろ検証してみます。

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神田通信工業製 型式「601-A2W」

受話器をのせるフック部分の形状から「壁掛け式」のようで、現存数が少ないレア物らしいです。

裏面のラベルに「85」の表示があり、製造年は1985年と思われます。

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全体を調べてみたところ、電話線を繋ぐ部分がどこにもありません。

ダイヤル部分のカバーが外せそうなので、取り外してみます。

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接続部のネジ2本がありました。

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現在一般的な「モジュラージャック」式では無く、黒電話機と同じ「ローゼット」式です。

「倉庫」を探して見ると古い公衆電話機に繋がっていた「ローゼット」式を「モジュラージャック」式にするアダプタがありました。

「601-A2W」に接続し、自宅の電話線モジュラーケーブルをアダプタに差し込んでみます。

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携帯電話から自宅の電話に発信。

「601-A2W」から呼び出し音が鳴り、通話もできました。

しかし問題が一つ、「601-A2W」からの発信がまったくできません。

ネットで調べてみたところ、以下の事が判明。

アナログ回線は、ダイヤル回線 (パルス式)、プッシュ回線 (トーン式)の2種類が存在するようです。

「601-A2W」は、ダイヤル回線 (パルス式)でないと発信はできないそうです。

なんだか“ややこしく”なってきました・・・。

電話回線の種類を確認する方法があり、

「ピッポッパッ!」と聞こえる場合はトーン回線

「カチカチッカチカチッ!」と聞こえる場合はパルス回線

だそうです。

自宅の電話機で試したところ、「ピッポッパッ!」とは鳴りませんので、多分「パルス回線」・・・?

パルス回線なら、「601-A2W」から発信も出来ると思うのですが・・・。

内部を見ても、特に設定するようなところも無し・・・。

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さらにネットで調べてみましたが・・・分かりません・・・お手上げです。

私の家の電話回線に「601-A2W」を繋ぐと、着信、通話はできるが、発信はできない

何だか、「トリビアの泉」風みたいな答えになりましたが、詳しい方おられましたら教えてください。

使い込まれて汚れていたので、分解ついでにクリーニングしてみました。


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ピカピカ☆

おわり
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「鉄道 転轍機標識 修復日記」その一

またまた鉄道物を入手してきました。

「転轍機標識」

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前回の「発条転轍機」と似たような物です。

かなりの重量物のため、屋外に放置されていた物を譲って頂きました。

錆ヨゴレありますが、標識板の状態は良好。

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フレームも錆ていますが、所々塗装が残っています。

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問題は「標識灯」・・・。

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元々、薄い鉄板なので定期的に補修をしないとこんな状態になります。

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崩壊寸前で向こう側が見えますね・・・。

とりあえず、今回も塗装してきれいにしてみます。

まずは、「標識板」の取り外し。

ボルト、ナットに、潤滑剤をスプレーし暫く放置。

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錆ていますが、割と簡単に外れました。

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次は、シャフトを固定しているボルトの取り外し。

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本来、シャフト部分が回転するのですが、錆で完全に固着しています。

先に下部分の太いボルトとナットの取り外し。

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取り外すのにかなり苦労・・・。

「リング」部分を外すと、シャフトが抜けるはずなのですが微動だにしません。

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こうなれば最終手段・・・。

この「大ハンマー」で力任せに叩き出します。

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どうにか外れました。

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鉄なので、叩いた部分が変形してしまいましたが、後でディスクグラインダーで成形します。

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すべて分解。

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次は、錆落としです。


つづく

「鉄道 転轍機標識 修復日記」その二

電動ワイヤーブラシで、錆、古い塗装を落とします。

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磨いていると「茶色い」色が出てきました。

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これ「錆」では無く、「錆止め塗料」のようです。

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錆落とし完了。

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パーツクリーナーで各部脱脂。

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「大ハンマー」で叩いて変形した先端部の修正。

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きれいに直りました。

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「標識板」は汚れを落とし、洗浄後、ワックスを塗って仕上げます。

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次は、塗装です。


つづく

「鉄道 転轍機標識 修復日記」その三

次は、塗装です。

厚い塗膜になるように少し濃い目の塗料を刷毛塗り。

フレーム部

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シャフト部

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ボルト、ナット類

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塗装完了。

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次は組立です。

フレーム部にシャフトを組み込み。

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リングを取り付け、ボルトで固定。

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下部の太いボルトの取付。

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「標識板」の取付。

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さて、問題の「標識灯」です・・・。

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部品も足りませんし、腐食が激しいので再利用は難しいです。

見難いですが「昭和55年」製造のようです。

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「長い間、お疲れ様でした!!」

代わりに、これを取り付けます。

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「転轍機標識」を入手する少し前にアンティーク店で見つけました。

こんなに早く役立つとは・・・。

錆少しありますが、状態も良く、内部には照明装置も付いています。

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倉庫から、電源ケーブルと電球を見つけ、照明装置に取り付け。

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これで、100V電源で点灯します。

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「転轍機標識」の上部に取り付け完成です。

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修復前

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修復後

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「標識灯」も点灯し、「標識板」もスムーズに回転します。


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実は、「鉄道物」まだまだあります。

終わり

「昭和レトロ 立体カラービジョン 10円機 修復日記」その一

面白い物を見つけてきました。

これ、正式名は何というのでしょうか?

10円硬貨を入れ、箱を覗くと3Dカラー映像が見える機械です。

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持ち主の話では、映像は見れないそうで、料金箱の鍵も欠品してるそうです。

なんとなく仕組みは想像が付くのですが、どんな状態か内部を見てみます。

天板のカバーを外します。

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単純に電球の光でフィルムを照らす構造ですね。

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「映像が見れない」理由の一つが分かりました。

フィルムがありません。

電球の前にある装置、なんだか見憶えがあります。

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これです。

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倉庫の奥から探してきました。

「ビューマスター」という立体映像が見れるものです。

まったく同じ物ですね。

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この「ビューマスター」のリール、今でも新品が販売されており、古い物でも結構簡単に入手可能です。

配線類の不具合は無いようなので電源を入れてみます。

10円を投入・・・、電球が点灯し、なんとオルゴールが鳴りだしました。

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どうやら、10円を入れると電源スイッチが入り、電球とオルゴールに通電、同時に1分間のタイマーが作動する構造のようです。

残念ながら、私が持っていた「ビューマスター」のフィルム(リール)は、傷んでおり使用できませんでした。

これ、リールがあれば使用できそうですね・・・。


つづく

「昭和レトロ 立体カラー映像 10円機 修復日記」その二

前回、天板のカバーを開け、内部の確認をした時、紙屑が2つ入っていました。

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1989年2月7日のレシートです。

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「ソウリョクサイカイサイチュウ」の表示があるので、デパートのようなところに設置されていたのでしょうか?

本題に戻ります。

どうやら動作するようなので、欠品の鍵をどうにかします。

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フロントのカバーを外し・・・。

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ネジ4本緩めただけで、簡単に料金箱が現れました・・・。

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こんなに無防備で、当時は大丈夫だったのでしょうか?

入手時から「カラカラ」と気になっていたのですが、10円が入っていました。

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錠が見えます。

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取り外し。

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分解。

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「レバータンブラー錠」という種類で、鍵の先端に付いた突起部で3枚のタンブラーを跳ね上げながら回転させ「かんぬき」を出入りさせる構造です。

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簡単に説明しますと、3枚のタンブラーが所定の位置になるよう鍵に凸凹を刻めば解錠、施錠が可能です。

サイズが合いそうな要らない鍵を探してきました。

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長さを計測してカット。

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まず、1枚目のタンブラーに合わせて、鍵をやすりで削ります。

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2枚目のタンブラー・・・。

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3枚目のタンブラーは、削らなくても丁度良いです。

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簡単に出来上がっているように見えますが、ミリ単位の加工で、ここまで1時間掛っています。

ちょっと削っては、確認の繰り返し・・・。

出来ました。

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動作も問題無いようです。

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錠を元に戻します。


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つづく

「昭和レトロ 立体カラー映像 10円機 修復日記」その三

「ビューマスター」のリール5枚見つけてきました。

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早速、リールを本体にセットし、紐を引いてみますが、うまく回転してくれません。

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本体から「ビューマスター」を外して分解してみます。

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内部に、ゴミなどが溜まっています。

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リールを送る爪部分がすり減っているようなのでペンチで曲げて成形・・・。

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元に戻し、リールを差し込んで確認したところ、動作良好です。

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分解ついでに、覗き窓のクリーニング。

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内側に何か固まっています。

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どうやらコーヒーの塊のようで、当時、悪ガキが悪戯したようですね。

きれいになりました。

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カバーも洗剤、コンパウンドを使ってクリーニング。

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組立後、ワックスを塗って仕上げ、完成です。

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この映像の立体感、見たらびっくりしますよ。

両眼で見ないと立体に見えないので、デジカメ画像では迫力がありませんが、雰囲気だけでもどうぞ。

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おわり

「鉄道 ポイント転換機 修復日記」その一

古い物を収集していると、似たような物が次々と集まってくる事があります。

今回も鉄道物です。

「ポイント転換機」

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これも鉄製で、半端な重さではありません。

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当然、錆びだらけです・・・。

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シャフトを固定しているボルトが何故か緩んでおり、しかも1個ありません。

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誰かが分解試みたようですが、固くて諦めたようです。

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分解開始。

固くて諦めたボルトの取り外しから。

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固着しており、固くてねじ切れそうですが、潤滑剤をスプレーしながら取り外し完了。

次は、標識板の取り外し。

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ポッキリ・・・逝きました。

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塗装の状態を見ても分かると思いますが、錆の浸食が酷いです。

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切替レバーの取り外し。

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このボルトは、あっさり回りました。

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シャフトを抜き取ります。

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内部。

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ギヤを介してシャフトが回転するようです。

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こんな特殊な器具の内部なんて滅多に見れません!

次は、錆の処理です。


つづく

「鉄道 ポイント転換機 修復日記」その二

電動ワイヤーブラシで錆を落とします。

レバー部分。

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シャフト部分。

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台座部分。

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台座裏側もきれいに錆を落とします。

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標識板も状態が悪いため、古い塗装、錆を全て落とします。

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錆の処理後、パーツクリーナーで念入りに脱脂。

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錆落とし、脱脂完了。

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次は、塗装です。


つづく

「鉄道 ポイント転換機 修復日記」その三

塗装をします。

前回の「転轍機標識」と同じように、濃い目の塗料を刷毛塗り。

台座。

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台座裏側。

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レバー部分。

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ボルト、ナット類。

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標識板は、一度全て黒色に塗ります。

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取り外しの際、標識板を固定していたボルトが切れてしまいました。

倉庫で同じサイズのボルト、ナットを発見。

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少し長いので、カットしました。

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塗装完了。


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つづく

「鉄道 ポイント転換機 修復日記」その四

標識板の白色部分の塗装をします。

前回塗った黒色の塗装が乾いたので、マスキングをします。

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白色を刷毛塗り。

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塗料が半乾きの状態でマスキングテープを剥がし塗装完了。

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次は組立です。

台座にボルトを取付します。

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内部のギヤ部分にグリスを塗布。

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ギヤ取り付け。

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シャフト部分を台座に差し込みます。

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操作レバー取り付け。

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シャフト固定。

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標識板を取り付けて、完成です。

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修復前

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修復後

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レバーを操作すると、標識板もスムーズに回転します。

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このまま現役復帰できそうですね。


おわり
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