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「訳あり?軽自動車がやって来た!」の巻

春ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

先日、知人の紹介で軽自動車を譲って頂きました。
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ダイハツ 20年式のミラバン(L285V)です。

調べてみたところ、現行型のモデルなんですね。
なかなかスタイリッシュでかっこいいですね!

しかし・・・、この軽・・・、訳ありなんです。


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なんか変ですね。

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内装が、所々ラッカースプレーで塗ってあります。

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そして、とどめのピンクのクリスタルシフトノブ・・・。

この他にも「エンブレム」金色塗装(色褪せて金色が黄土色に)、前後バンパーの割れなど。

あと、非常に困ったことがありまして・・・、なんと運転席側のドアキーシリンダーが無い!!

シリンダー丸ごと外されており、ドアに穴ぼっこが空いているのです(焦って画像撮り忘れました)。

まさか「盗難車」!?と慌てましたが、持ち主の話では、「鍵を紛失し、ドライバーでシリンダーをいじっている内に壊れてしまい外した」との事。

いろんな意味で、持ち主はワイルドな方のようです。

さて、どこから手をつけましょうか?

つづく
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ミラバン修復日記 その一

3月に入りましたが、私が住んでいる北海道は、まだまだ気温が低く、屋外での作業は大変なのです。

先日、入手したミラバンですが、このまま乗るのも勇気がいるので、元の状態に戻そうと思います。

まずは、内装から。DSCF1991.jpg

白で塗られたパネルを外し、塗装を落としてみます。

塗装面を爪で擦るとパラパラと剥がれるので、ガムテープを張り、一気に剥がすと面白いように剥がれます。

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本来の姿になりました。
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センターコンソールもきれいになり、シフトノブも純正品に交換。

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使っていなかったカーナビがあったので取付してみました。
「ECLIPSE」のナビなので、トヨタ、ダイハツの車には純正コネクターがそのまま使えます。


次は難関のキーシリンダーです。
シリンダーごと無いため、このままの状態では、施錠することができず不便というか非常に困ります。


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ドアに穴があいているので、とりあえずシールで塞ぎました。

新たにシリンダーを購入して付け直すのも費用がかさむので・・・・。

つづく

ミラバン修復日記 その二

ドアキーシリンダーの件ですが、ネットオークションで「汎用キーレスエントリーシステム」というのを見つけました。

これです。
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送料を含めて、なんと2,500円ほど・・・。
あまりの安さに、ちゃんと使えるのか心配なのですが・・・。

汎用タイプですので、加工が必要になります。
「アクチュエーター」(画像右上のピストルのような形)
の取り付けに、少々手間取りましたが、運転席、助手席、リアハッチの3か所に無事取付完了です。

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リモコンです。
キーは、リサイクルショップ「HO」で見つけた「やわらか戦車」(42円)のキーカバーを加工して取り付け。


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キーシリンダーがあった穴は、もう必要ないので、そのうちスムージング予定。

さて、次は外装周りをやっつけてみます。
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フロントバンパーの左下にひび割れあり。

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リアバンパー左下にも。
修理してもまた割れそうなので、ネットオークションで程度の良い中古を購入しました。
フロント、リアそれぞれ送料込で3,000円ほど。
この車、中古部品が安くて助かります。


つづく

ミラバン修復日記 その三

一つ問題が片付いたと思っていたら、新たな不具合です。

エンジンを始動し、メーターパネルを見ると、「エンジン警告灯」のランプが点灯しているではありませんか!

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この車には、故障診断用のコネクターが付いており、診断機を繋ぐと不具合箇所が分かるそうですが、当然そんな機械を持っている訳も無く原因は全く分かりません。

そこで、自動車整備工場に勤務している知人に聞いてみたところ、高い確率で「O2センサー」の不具合との事。
*O2センサーとは・・・排ガス中の酸素を検出するセンサー
ちょうど、そこの整備工場がダイハツ代理店ということもあり、「O2センサー」とその他必要なパーツを注文しました。

注文品到着後、早速交換。
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恐る恐るエンジンをかけてみると・・・「エンジン警告灯」が消えています。

やはり「O2センサー」が原因でした。

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こちらが、不良の「O2センサー」。
センサー部が煤けて真っ黒。

これで、しばらくは安心です。

つづく

ミラバン修復日記 その四

ネットオークションで購入したバンパーが届いたので、前後交換。

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サイドミラーも白色に塗られていましたが、元の黒に戻しました。
この方が、なんだか引き締まって見えますね。


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黄土色?のエンブレムもピカピカに。
後部のウィンドウはスモークフィルムを貼りました。
あまり真っ黒なのはダサいので、純正プライバシーガラス程度の濃さにと思っていたのですが少々濃い?。



あと、購入時から気付いてはいたのですが・・・分かります?

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左ドアの後ろ辺りに板金の痕があるのです。
素人板金で、そこそこラインは出ているのですが・・・。
旦那、色が違うっすよ!地肌も見えてるし・・・。
ここも、例の内装の白ラッカースプレーで塗りやがったみたいです。


まだこの時期は屋外での板金塗装は厳しいので、もう少し暖かくなってから、このパネルと、キーシリンダーの穴の補修をしたいと思います。

この車、現在車検が切れており、近々再取得の予定です。

つづく

懐かしの「8トラカラオケプレーヤー」の巻 

先日、「8トラ」のテープを見つけてきました。

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「ドライバーズ・クリスマス’72」 「ビートルズ・ベスト・ヒッツ」

是非とも、当時の音を聞いてみたくなり、足の踏み場が無い倉庫の奥から「8トラプレーヤー」を引っ張り出してきました。

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「クラリオン 8トラックモノラルテーププレイヤー」
タグも付いており、当時の定価39,800円です。


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電源が入るので、8トラテープを差し込んでみます。

・・・???


モーター音が聞こえるのですが、再生されません。

たぶん駆動用のゴムベルトが切れているようなので、早速分解してみます!

裏面のビス7個外すと、中身が見えてきました。


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さて、駆動部分はどうでしょう?

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ゴムベルトはあります。が、触ってみると、私のパンツのゴムと同じくらいに「ヨレヨレ」に伸びています。
切れてはいませんでしたが、劣化し伸びて、モーターが空回りしていたようです。

伸びたものより少し小さいゴムベルトがあったので交換。

ついでに、ヘッドをクリーナーでフキフキ・・・。


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可動部が少し渋かったので注油。

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元に戻し、テープを差し込み・・・。

懐かしい音がスピーカーから聞こえてきました!!

できれば、クラシックカーの8トラデッキで聞いてみたいですね。

終わり

レトロ懐ゲー!「テーブル型ゲーム機」の巻 その一

ブログを見て頂き、誠にありがとうございます。
1人でも拝見して頂ける方がいる限り、新たな挑戦、更新をして行くつもりです。



家の「迷宮」という倉庫に、「テーブル型ゲーム機」を保管していたことを思い出し引っ張り出してきました。

タイトー「アルカノイド」です。


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1980年代後半頃のゲーム機で、当時遊んだことがある方もいるのではないでしょうか?

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御覧の通り、ヨゴレ、傷、錆だらけです。
20年以上前に閉店したゲームセンターから譲って頂いた物なので、カギなんてどこに行ったもんだか?ありません。


早速、電源を入れてみたいところですが、「電源ON→スパーク→終了」となりかねませんので、先に内部の確認をしてみます。

天板を開けるには、左右のカギ2ヶ所開けなければなりませんがキーはありません。

ここは、持ち前の「ピッキング」の技術で・・・といきたいところですが、当然そんなスキルは持ち合わせておりませんので、頼りになるあいつを用意します。

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100V電動ドリル

もう、お気づきかと思いますが、これから鍵を破壊します。

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この鍵「八万ロック」といいまして、業務用ゲーム機、自販機などによく使われています。

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鍵のセンターを狙い・・・オリャ~!!

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固いぞ!! 揉んで、揉んで、揉まれて、揉んで!!

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はい、折れました・・・。
鉄工用ドリルの刃は横方向に力に弱く、こじると簡単に折れてしまいます。

数十分格闘の末。

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どうにか、解錠。

つづく


タイトー「アルカノイド」修復日記 その二

さて、解錠できたので内部を見てみましょう。

オープン・ザ・天板!


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埃で汚れていますが、破損、腐食しているところも無く、まずまずの状態です。
埃を払い、怖いですが通電してみます。


電源ON!

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あっさりとモニターにタイトル画面が表示されました。

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右側に怪しい「赤ボタン」があり、いかにも「押してくれ!」とアピールしています。

私は、こういうボタンをみると、押さずにはいられない性格なのです。

ポチッとな!

ビックリドッキリメカ」が発進するでもなく、どうやら、1回押すたび課金された状態になるようです。


セレクトボタンを押すと、正常にゲームスタートし音声も出ます。

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一応、ゲームはできるようですが、1P/2Pセレクトボタンの接触不良、コントローラーのつまみから異音がするので、コントローラ部を分解してみます。

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セレクトボタン内部

V字の接点に青錆があり、これが接触不良の原因です。
紙やすりで接点をきれいにし、錆止めにグリスを塗ります。


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ツマミは、単純に油切れで、ギア、軸にグリス、注油をしたところ元のなめらかな感触にもどりました。

2P側のコントローラー部も同じようにメンテします。


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これで、安心してゲームができるようになりました。

例の「赤ボタン」のおかげで、タダゲームができると喜んでいる訳にも行きませんので、今度は実際に100円を投入してプレイしてみます。

100円硬貨をコインシューターに投入・・・

・・・何度入れても返却口に戻ってきます。

まぁ、古いので埃や錆などで、100円が奥まで流れていかないのでしょう。


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コインシューター部

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この部分が外れるので、全体をクリーニングし、硬貨が接触する部分をきれいに磨いてみました。

再度、100円を投入・・・

しかし、何度やっても100円は返却口に。

コインシューター自体を本体から外し、じっくり観察。

なにやら各部にビスの締め込みなどで調節ができるようですが、もともと最適に微調整されているので、素人が触ると事態がさらに悪化するのが目に見えています。

が、しかし、ここを触る以外手立てはありません。

硬貨が通る部分の隙間を広げたり、狭めたり、硬貨が通るガイドの角度を変えたり、あらゆる組み合わせを試して・・・。

かれこれ3時間くらい経過したでしょうか?

一向に改善されません。

もうお手上げ・・・。

と思っていたところ、「我々スタッフが一生懸命、一生懸命捜しました。見つかりました!見つかりましたよ!」

こいつです!

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画像中央に見える鍵のような形をした白い樹脂パーツ。
これは、変形した硬貨、異物がコインシューター内に詰まった場合、返却レバーに連動し、硬貨、異物を返却口に戻す部品のようです。
本来、必要な部品なのですが、こいつが100円硬貨が通る通路を邪魔して、返却口に送り込んでいたのです。
この部品を外し100円を入れると正常にセンサーが反応し課金され、コインボックスに収納されます。
変形硬貨、異物が入り込んだ際、不具合があるかと思いますが、このパーツを外した状態で元に戻します。


つづく


タイトー「アルカノイド」修復日記 その三

100円を入れてゲームができるようになりましたので、次は外観の錆落とし、クリーニングをします。

錆取りといえば、もうこれしかありません。DSCF2122.jpg

金属たわし「ボンスター」です。
ラスベガスにある質屋さんではありませんよ。


鍵のリングが、ちょっと磨くと
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こんなに。

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錆だらけの脚が

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こんなピカピカに。

さて、前回、ドリルで破壊した天板の鍵ですが、以前壊れたゲーム機から取り外していた鍵を付けてみます。

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サイズもぴったりで、無加工で取付できました。

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裏側

鍵は、下部メンテナンス用のパネル、料金箱にもあります。

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この2カ所はシリンダーごと元からありませんでしたが、適当なステーを加工して無事取付完了。


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つづく





タイトー「アルカノイド」修復日記 その四

天板のインストラクションカードがずれているので、クリーニングのついでに直します。

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天板ガラスを固定してる四隅の金具を外し、ガラスを外します。

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インストカードを所定の位置に
色褪せ、汚れているので、新品に交換したいところですが・・・。

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ガラスをきれいに磨き、元に戻します。

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ゲーム画面を見ていると、一部変色しているようです。

先端が磁石になったドライバーを使って整備していたため、ブラウン管に帯磁し内部の電子ビームに歪みが生じたようです。

このような場合、少々コツがいりますが、画面に磁石を近づけ少しづつ消磁していくと直ります。

そういえば子供の頃、家のテレビ画面が磁石で色変わりするのが面白くて、よく親に怒られていました。

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このモニターには、消磁用のスイッチがあるようで、スイッチを押すと簡単にきれいな画面になります(調節用つまみが並んでいる右端のスイッチ)。

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このくらいで一応、完成ですかね。

この他に、カプコンのデビュー作といわれるシューティングゲーム「バルガス」も「家の迷宮」に保管されています。
暇があれば、そのうち・・・。

終わり

「嗚呼、“侵略者” 感動を再び・・・」の巻

当時、社会現象を巻き起こした伝説のゲーム機を入手しました。

何だと思います?

はい、テーブル型筺体「IPMインベーダー」です。

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「インベーダーゲーム」と言えば、1978年(昭和53年)に株式会社タイトーが発売したアーケードゲーム「スペースインベーダー」が元祖ですが、当時いろいろと亜種も出ていました。

この筺体は、「IPM」というメーカーでして、何と後の「アイレム」なのです。

当時、タイトーとライセンス契約をしてリリースされた機種で、本家の「スペースインベーダー」よりも動きが滑らかで難易度も高いそうです。

それでは、早速外観から見てみましょう。

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1979年製、かれこれ30年以上経っており、金属部分は錆だらけ、キャビネットの木目化粧板も剥がれてぼろぼろです。

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ねじもサビサビ。

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天板も水が混入したようで、インストカードもよれよれ・・・。

ガラス板は、傷があるものの割れてはいないのは奇跡ですね。

先日の「アルカノイド」でも記載しましたが、内部を確認せず通電するのは非常に危険です。

内部の確認です。
と言いたいところですが、当たり前のようにキーがありません。

いつもの事ですので、このくらいの事ではまったく慌てませんよ。

例のヤツを呼びますか?

おーい!!

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もう説明はいらないですね。

つづく

テーブル型筺体「IPMインベーダー」修復日記 その一

当時、社会現象にまでなった「インベーダーゲーム」。

都市伝説」のような噂話もたくさんあります。

そこで、「インベーダー都市伝説」を毎回1つご紹介することにします。

インベーダー都市伝説

「当時、日本全国で100円硬貨が不足し、大蔵省が急遽100円硬貨を大量に鋳造したらしい」
*1978年~1979年製造の100円硬貨が多く流通したのは、これが原因。


信じるか信じないかはあなた次第です・・・。



それでは本題に戻ります。

天板を開けるため、側面2カ所ある「八万ロック」を破壊します。


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ウォリャ~~!
切粉を見ると分かりますが、どうやら真鍮材のようです。
前回の「アルカノイド」の時に比べ、非常に固い!

もう、摩擦熱で煙が出る勢いです。

格闘の末、鍵2カ所解錠。

さあ、開けて見ますか?
開けた時点で終了の可能性もありますので、すごい緊張します。


それでは、3・2・1 オープン・ザ・天板!

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思っていた割には、そんなに悪くない状態。
完全な水濡れはしていないものの、湿気による金属部の錆がそこそこあります。


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電源部周り

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モニター基板部

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これが、肝心のゲーム基板部です。

エアで、基板部を集中的に埃、ゴミを飛ばし、入念にチェック。

汚れていますが、腐食など大きなダメージは無いようです。


それでは電源を入れてみます。

プラグをコンセントに差し込み・・・。


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底面にある「メインスイッチ」を、ON!・・・。

さぁ、どうだ!!

つづく

テーブル型筺体「IPMインベーダー」修復日記 その二

インベーダー都市伝説

「当時一日4億円分の百円玉がインベーダーゲームに使われた」
*ちなみに、当時のインベーダーの総売り上げは1兆円とも言われています。

信じるか信じないかはあなた次第です・・・。

・・前回のつづき・・

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底面にある「メインスイッチ」を、ON!・・・。

さぁ、どうだ!!

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・・・・・・・・・・・・・・・・しーん

予想はしていましたが、画像も音声もまったく出ません。

残念ながら・・・故障品のようです

ゆっくりと天板を閉めて・・・・

「はい、おしまい!!」

なんて、甘ったれたことは言いません。

故障と分かれば、計画変更です。

これ以上悪くなることはありませんので、可能性のある修理方法をとことん試してみます。

テスターで確認したところ、モニター基板まで電気が来ているようなので、基板に不具合があるようです。

そこで、頼もしいニューフェースを紹介します。

どうぞ!!


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ブレーキ&パーツクリーナー

これは、自動車整備などに使うメカ用の強力クリーナーで、グリスなど頑固な油汚れも簡単に落ちる優れ物です。

で、「こんな機械用のクリーナーどうするの?」って話ですね。

洗浄するんですよ、今からこれで基板をクリーニングするんですよ!

別に、故障が分かって気が触れた訳ではございません。

電子基板用の専用クリーナーもありますが、そんな甘っちょろいものなんか使ってられません。

注意
ここからは、たいへん危険な作業が含まれます。
独学素人知識の作業ですので、安易に真似をしますと怪我、死亡事故につながる恐れがありますので、絶対に真似はしないでください。


コンセントからプラグを抜き、モニター基板全体をパーツクリーナーで洗浄します。
*ゴム部分は解ける恐れがあるので注意。

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ブシュ~~!!
機械用ですから、物凄い勢いです。

基板全体クリーニングが終わりましたら、30分くらいそのままにして乾燥させます。
クリーナー自体、速乾タイプなのですぐ乾いてしまうのですが完全に乾くのを待ちます。

30分後。

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完全に乾いています。

見た目、思ったほどきれいになっていませんが、さぁ、再チャレンジです!

電源「ON!」。

・・・・・・・・・・・・・し~ん

だめみたい・・・ですね。



ん!!


つづく

テーブル型筺体「IPMインベーダー」修復日記 その三

インベーダー都市伝説

「販売当初の筺体価格は1台10万円だったものが最盛期には数百万円に跳ね上がっても売れていったという」

信じるか信じないかはあなた次第です・・・。



前回のつづき

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完全に乾いています。

見た目、思ったほどきれいになっていませんが、さぁ、再チャレンジです!

電源「ON!」。

・・・・・・・・・・・・・し~ん

だめみたい・・・ですね。




ん!!


何か、テレビを点けた時特有の「超音波のような音」がブラウン管から微かに聞こえます。

通電後10秒くらい経ったでしょうか?

ブラウン管がぼんやり光ってきました。

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次第に赤っぽい画面がはっきりと現れ・・・。

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なんと、ブラウン管が息を吹き返したようです!!


多分、基板部の汚れ、腐食で通電不良を起こしていたのでしょう。

さすが「機械用パーツクリーナー」、いい仕事してくれます!

あとは、基板にあるブラウン管調製用のつまみの出番です。

油分が完全に飛んでいるため、「調節つまみ」に「接点復活剤」を塗布。

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ブラウン管の「調節つまみ」と言っても、8か所くらいあり、これをうまく組み合わせて画像を調整しなければなりません。


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つまみ調整は、素手では感電の恐れがあるので、柄の部分が絶縁されたドライバーを使います(精密ドライバーのようなオール金属製では、高圧部分に直接触れなくてもビリっときます。)


調整中・・・。

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少し画面に変化が・・・。

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おおっ!色が変わってきた!

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しかし、何度調整してもこんな画面・・・。

でも、一つ分かった事があります。

画面を見て、何か気づきませんか?

と色が付いているのです!

なんと、この「インベーダーゲーム」カラーなのです。


調整を続けて、1時間ほど・・・。
まったく進展がありません。

もしかしたら、ゲーム基板が壊れているのかも・・・


経験上、イライラしながら作業しているとろくなことがありません。

落ち着いて、次の日に。



つづく


テーブル型筺体「IPMインベーダー」修復日記 その四

インベーダー都市伝説

「ゲームセンターで回収した100円玉を積んだ4tトラックが、100円玉の重みに耐えかねてパンクしたらしい」


信じるか信じないかはあなた次第です・・・。


次の日

気分転換って大事ですね。

再度、調整を始めてまもなく。


なんだか規則的な画面が・・・。

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さらに調整・・・。

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あれれ、カラフルな色が5段並んでいますよ。

もしや、ゲーム画面?

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下に見える4つの緑色は、もしかして「トーチカ」?


あともう少し・・・。


































キタ━━━━━━≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!


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もう、この「興奮」分かりますか!!

普段、顔文字なんて使わないのですが、思わず出てしまいました!

ブログを見て頂いてる方にも感動をどうぞ!!


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しかも、なんと、1P/2Pのコントローラーしっかり生きております。

普通に遊べるんです!!


皆さん、すみません。

これから、急遽「インベーダーゲーム大会」を一人で開催しますので・・・おしまい。


つづく

テーブル型筺体「IPMインベーダー」修復日記 その五

インベーダー都市伝説

「トラックからインベーダー筺体や硬貨を上げ下げすることから重迫病を患う者が続出したため、タイトーが三菱ふそうに相談してトラックの後部に装着するリフト(パワーゲート)を日本で最初に発明したらしい」


信じるか信じないかはあなた次第です・・・。



私だけかもしれませんが、あまりに興奮すると、大事な事を忘れてしまうようです。


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もう、「これでもか!」ってくらい「インベーダーゲーム」を楽しんでしまいました。

たいへん貴重で贅沢な時間でございました。

しかしです、「一人インベーダーゲーム大会」終盤に、ふと何かを感じてしまったのです。

子供の頃、リアルタイムでプレイしていた「インベーダーゲーム」と何か違和感があるのです。

あれから私も、かなり歳をとってしまいました。

あの頃の感動は、「歳をとると薄れてしまうのかと・・・・」。

歳をとるのは怖いものだと・・・」。


いやいや、そんな事ではないのです。

音声が出ていないのです!!!

あまりの興奮状態で、音が出ていないのを気づかずにしばらくプレイしていました。

天板の裏に、ゲーム基盤の「ボリュームつまみ」の位置が表記されており、つまみの操作で音量を大きくしてみましたが、まったく反応がなく無音状態。

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本体から基板を外し、クリーニング、ボリュームつまみ、コネクター接続部に接点復活剤を塗布してもダメ。

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これは・・・、まずいです。

と、言うのは、私は電気的な修理の知識、技術はまったくありませんので、もし基板の不具合などであれば手が出せません。

さぁ、どうしましょう?


つづく

テーブル型筺体「IPMインベーダー」修復日記 その六

インベーダー都市伝説


「フロアにあるゲーム筐体全部がインベーダーという、今では考えられないゲームセンターも多数登場したらしい」
*それでも順番待ちが出るほどの盛況だったという。


信じるか信じないかはあなた次第です・・・


前回からいろいろ試してみたのですが、やはり音声が出ません。

調べてみて分かった事
音声が出ない以外は、ゲーム自体正常に機能する。
ゲーム基盤の色調整は正常に機能する。
ゲーム基板のボリュームつまみを調整すると、テスターに反応あり。
音声が出ないことに関係するか不明だがコントローラ部の1P/2Pセレクトボタンのランプ(電球)不点灯、コイン投入カウンターが機能しない(電源がきていない)。

もう少し調べてみるつもりですが、変な修理をして基板自体壊してしまうのも勿体ないので、先に外観の補修をします。


脚部分の錆が酷いため、本体から取り外し。

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ワイヤーブラシで錆落とし。

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錆がかなり浸食していたため、あまりきれいになりませんね。

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メッキ部分は、黒色に塗った方がいいかも・・・。

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とりあえず、ワックスで磨いてこのまま筺体に取付ます。


天板の合板は、水分を吸っていたため、乾かすと剥がれてきました。

ガラスを外し・・・。

合板表面の黒いシートを取り除きます。

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多分、カッティングシートだと思いますが、劣化しバリバリに割れます。

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剥がれかかっている側面に「木工ボンド」を注入。

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そのままの「木工ボンド」では、粘度が高いため、水で少し薄め、サラサラの状態にします。
貼りつけるというよりも、剥がれた隙間に流し込む感じで・・・。


固定。

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完全に乾くと、カチカチです。

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木目化粧板も、剥がれが酷いため、貼り直しを考えています。

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あれ?剥がれが進行しているような・・・。

つづく

「昭和レトロ! かき氷機 修復大作戦!」の巻

去年の秋頃に、たいへん古い「かき氷機」を入手しました。

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ご覧の通り、全体錆だらけでお疲れの様子です。

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今回は、見た目もきれいで実用もきるように修復してみます。

それでは、細かく見てみましょう。


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「KIRI」というメーカーなのでしょうか?

デザインは、なぜか「桐の家紋」にバラのレリーフ・・・。


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真鍮製の円盤には汚れ。

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台部分のひび割れ。

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そして一番重要な「刃」がありません。

とりあえず、ネジ一本までバラバラに分解してみます。


つづく

昭和レトロ かき氷機 修復日記 その一

簡単な構造ですので、20分ほどで完全分解。

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錆、腐食で回らないネジがあるかと思っていましたが、前日に潤滑剤をスプレーして置いたためあっさり外せました。
錆て固着しているネジ、ボルトは、力任せに回すと折れてしまいますので注意が必要です。

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元々このような色なのでしょう。
リペイントはされていないようです。

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汚れている円盤。
どうやら「かき氷シロップ」みたい。

こういう汚れには、いつも役立つ「ボンスター」です!。

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こんなにきれいになりました!

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つづいて、台部分のひび割れ。
4本の脚でしっかり固定される部分ですので、グラつき、ガタつきはほとんどありませんが一応補修してみます。
接着剤という訳にはいかないので溶接します。

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台(本体も)は鋳物で作られており、鋳物自体の溶接は非常に難しく、素人の私には多分無理です。

ひび割れた部分の裏側に補強材を入れて・・・。

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バチ、バチ・・・。

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どうですか?画像では、なかなか上手く写ってるでしょ?
しかも、左手で溶接棒、右手でデジカメです。
親方に見られたら確実に引っ叩かれますよ。

完全ではありませんが、とりあえず固定はできたみたいです。

ちなみに、溶接時のアーク光を裸眼で見ると目が焼け、眩しくて目が開けられない、ゴロゴロするなど酷い目に遭います。
あと、強い紫外線も発するので、皮膚を露出しておくと日焼けし、あとで皮が剥けてきます。

次は、全体の塗装にかかります。


つづく

昭和レトロ かき氷機 修復日記 その二

塗装ですが、その前に下準備。

すべてのパーツを、ワイヤーブラシ、ボンスターで磨いて洗浄、錆、汚れを落とし脱脂します。

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ギヤ、軸部分の古いグリスを灯油で洗いきれいに。

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灯油臭い「かき氷」は嫌ですので、念入りに洗浄。

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ビス、ボルト類もワイヤーブラシで磨きます。

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完全に乾いてから塗装。

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このような「かき氷機」は、厚い塗膜に仕上がる刷毛塗りの方がいいのですが、丁度良い色の缶スプレーが有ったのでちょっと手抜きです・・・。

塗装完了。

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レトロな「かき氷機」らしい色合いになりました。
塗装が乾いてから、模様部分の着色をします。
元色は、暗めの濃い色でしたが、明るく華やかな感じにしたいので、少しアレンジしてみます。

着色中
なるべくはみ出さないよう丁寧に・・・。

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バラのレリーフ。

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元はくすんだピンク色でしたが、鮮やかな赤色に塗ります。

模様部分の着色完成

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細かい作業なので疲れました。

次は組立です。


つづく

昭和レトロ かき氷機 修復日記 その三

塗装が終わりましたので、組立に入ります。

機械物は、何も考えずに分解すると、最後にパーツやネジが必ず数個余ったりします。
こんな事がないように分解前、デジカメで細かく撮影しておくと便利です。

組立中

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氷を押さえるベース部分は木製です。

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ビスの先で氷をしっかり押さえるのですが、氷(水分)に直接触れるため、錆ついて腐食しています。
このままでは不衛生ですので、新品のビスに交換します。

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この「かき氷機」の問題点ですが、氷を削る「」が付いていません。

ネットで検索すると、まだ「手動式かき氷機」の刃が売っているようですが、値段も少々高いです。

そこで、うちの「」を探してみたところ、サイズが丁度良さそうな「刃」を見つけました。

DSCF2269.jpg

確か「自動かんな」の「替え刃」だったような・・・。

「かき氷機」取付部の形状に合わせて不要部分をサンダーでカット。

砥石で刃先を砥ぎ直し。

円盤に取付。

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刃先の調節もできます。

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氷に直接触れる「木製部分」「ビス」「円盤」「刃」はきれいに洗浄し煮沸消毒しました。

完成までもう少しです。


つづく

昭和レトロ かき氷機 修復日記 その四

加工した刃も取り付け、どうにか組立完了です!

修復前

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修復後

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きれいになりました!

実は、これで完成ではないのです!

円盤に氷をのせて・・・
ガリガリ~・・・・・。

DSCF2277.jpg

はい!イチゴ味のかき氷」のできあがり!

DSCF2281.jpg

オレンジ味のかき氷」も!

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刃先の出し具合で、「やわらかい繊細な氷」から「シャリシャリの氷」まで作れます。

さて、「メロン味のシロップ」買いに行って来ます!

終わり
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